今日は東映チャンネルで「超人機メタルダー」を見た。

小さいころから、テレビっ子で、戦隊ものとかヒーローものとかよく見ていたんだけど、私にとって、強烈なインパクトを残してくれたのが、この「メタルダー」。語りだすととまらなくなるので、要点だけかいつまんで、今日は語るよ。

まず、私がテレビで初めて泣いた番組。とにかく、最終回が悲しくて悲しくて・・・。まだ、そこまでは放映されてないので、ちょっとふせておくことに。でも、最初のほうのストーリーのところでも、実は泣いてたりする。

「メタルダー」のすごいところは、やっぱり敵の魅力かな。ボスキャラは、表の顔は巨大企業の会長で慈善家(!)。それから、4つの軍団があって、それぞれの軍団に階級(それも10くらい!!)があって、作戦を成功させれば、出世や恩賞につながり、失敗すれば、降格や処罰が下される。そして、たくさんの敵キャラの登場にも関わらず、それぞれに個性が強くって、深いエピソードがつけられている。はっきりいって、メタルダーよりも魅力的。

で、メタルダーのほうは、自分がなぜ生まれてきたのか、もわからない。だから、最初はいきなり負けるし。でも、だんだんと「人間」に近づいてくる。戦いを通じて、敵を通じて、仲間と触れ合うことで。ついでに、武器をいっさい使わず肉弾戦で戦う。あと、基本的に一人で、複数の敵と戦うのも、今の特撮と違って、おもしろいなあ。

内容はかなり濃い。でも、当時はその「大きなおともだち」むけが災いして、視聴率が悪くて、途中で路線変更になり、打ち切りに近い形になってしまった。当時、私は小2だったけど、すごい好きだったし、覚えているエピソードも、路線変更前のものばっかり。ついでに、うちの妹も。そして、何よりも主題歌が好きだった。子供心に感動した。

OP「君の青春は輝いているか」

作詩/ジェームス三木
作曲/三木たかし
編曲/田中公平

歌/佐々木功

1 君の青春は 輝いているか
  ほんとうの自分を
  隠してはいないか
  君の人生は 満たされているか
  ちっぽけな幸せに 妥協していないか
  宇宙全体よりも 広くて深いもの
  それはひとりの 人間のこころ
  愛が欲しければ 誤解を恐れずに
  ありのままの自分を 太陽にさらすのだ

ちょっと、しぶい姉妹だな(笑)。だって、メタルダーの名前も、技の名前も入ってないのは、当時珍しい。今でも、心にズンっときて、色々考えてしまう。

今日の放送では、メタルダーが基地を破壊されて、帰るところがなくなちゃったよー。まだ、最終回まで三話もあるのに。やっぱり、ハードな作品だ。

乱筆ご容赦ください。
興味がある人は、他のサイトのほうが詳しいんで、検索してみてね。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索